森喜朗会長「女性蔑視」で辞任!!東京オリンピックは本当に中止すべきか?

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東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森元会長が2月3日のJOC会見で「女性蔑視」ととられる発言をした問題で、4日に撤回・謝罪したものの、周りのバッシングが激しく、12日に辞任すると発表がありました。。

森氏の3日の発言を受けて、女性団体をはじめ野党議員がこぞって辞任やオリンピック中止を求め、抗議活動を行っており、この騒動を抑えるためには辞任しか選ぶしかなかったと決断したようです。

しかし本当にオリンピックは中止すべきでしょうか。賛否両論あると思いますが、私はオリンピックは開催すべきだと思います。

ここでは森氏の言動についての検証とオリンピック開催について言及したいと思います。

著者:我瀬 利ノ葉さま

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そもそも森会長の発言は「女性蔑視」といえるのか?

 森氏は「女性蔑視」発言をしたとして叩かれています。テレビのニュースを見る限りは確かに「女性がいると会議が長くなる」という差別的発言のようにとらえることができますが、実際に森会長の発言を全て見たたことある人ってどれだけいるでしょうか。

この発言を見てみれば本当に蔑視しているか意見が別れると思います。以下に森氏の「問題の発言の一部始終」を引用します。

これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。  女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。  私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

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これをご覧いただいていかがでしょうか。確かに誤解される発言があると思いますが、完全「女性蔑視」しているとは言えないなのではないでしょうか。むしろ女性を尊敬している趣旨の文面すら見えます。

それを新聞・ワイドショーで大騒ぎして、とくになんの研究もしているわけでもない、いわゆるコメンテーターと言われている芸能人であったり文化人が適当に非難すると典型的な図式になってます。

そんなギャーギャー騒ぐほどの発言ではないと私は感じますがあなたはいかがでしょうか。

そもそも「蔑視」の意味は?

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「蔑視」という言葉は普通の会話ではあまり使いませんよね。意味は簡単に言うと「軽蔑」「見下す」に近いです。

ここであらためて森氏のすべてのコメントを見てはたして軽蔑・見下していると言えるのでしょうか。軽蔑しているようには決して思えないのですが、人によってはそう感じることもあるかもしれないので、私はこれは蔑視でなく失言ではあるとは思います。

失言を認識したからこそ森氏は翌日謝罪・撤回したわけですが、これに対してメディアが火に油を注いで煽っているようにしか私には見えません。

世間の反応は?

この森氏に対する世間の反応は厳しい意見が多い一方、擁護する意見も決して少なくありません。Twitterでは「#森喜朗さんありがとう」がトレンド入りしているくらいです。一部紹介します。

 

 

 

 

 

 このように森氏を理解する発言も少なくないということをお知りいただければと思います。

ラグビーワールドカップ誘致で貢献

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かつてラグビー弱小であった日本代表が、4,5年前から急激にその存在が大きくなり、人気も急上昇してきました。また2019年には日本でラグビーワールドカップが開催され、さらにラグビー人気は上がったのは間違いないでしょう。

このラグビーワールドカップ日本誘致の一躍を担った人が森喜朗氏であることはあまり知られてないようです。

もちろん今回の「失言」おいて叩くメディアは多くともこのかつての功績をたたえることは見たことありません。非常に残念でなりません。

野党国会議員が白い服?

 

 このツイートは立憲民主党の蓮舫議員のものです。森会長の「女性蔑視」発言へ抗議の意思とのことです。そのわりにはなんか楽しそうですよね。

このホワイトカラーの意味は、もともとアメリカで女性が政治に参加できるようアピールしたシンボルカラーと言われているようです。

私にはパフォーマンスとしか見えませんし、これで支持率が上がるとは思えないのですが。。。

人権は世界に向けろ

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女性差別など人権を語る団体、国会議員は多いのですが世界の人権については見向きもしない人が多いようです。

先月にはアメリカのポンペオ前国務長官が中国のウイグル人へのジェノサイドを認定したことと、今月に入って西日本新聞のでは「ウイグル人10万人に不妊手術」という大きな見出しの報道がありました。

日本はまだ「ジェノサイド」とは公式に認定はしていないものの、西日本新聞の報道はかなりのインパクトがあり、事実ならばまさにこれこそ「人権侵害」であり「差別」であると私は認識します。

白い服を着てパフォーマンスするよりもこれらウイグル人への弾圧とも言うべき行為に対しきちんと調査し、本当ならばこれこそ抗議するべきではないでしょうか。

これは海外だけの問題でなくいずれ、日本にとっても懸念すべきゆゆしき事態と認識してほしいものです。

東京オリンピックは開催すべき

私の結論としてやはり東京オリンピックは開催すべきだと思います。もちろんコロナの状況がある程度落ち着いているということと国際オリンピック委員会が中止を宣言しないことが条件です。

今回、森氏が辞任したことから川渕三郎氏(初代Jリーグチェアマン)が後任となる見通しになってますが、オリンピックまで半年を切る中の交代劇は、引継ぎからものすごくハードなことに間違いないでしょう。

しかしオリンピック開催は日本が2011年の震災から復興した証にもなり、非常に重要な位置づけになるかと思います。

これを目標にしてきたアスリートたちへも簡単に「中止」で済ませることもできないでしょう。なんとしても実現してほしいと私は願っております。