クリスマスがまもなくやってくる。
この話は僕が結婚する前にあえて意識して毎年行っている行事みたいなものだ。
もし、あなたがクリスマスに寂しいとか、クリスマスが嫌いだなんて思うなら、
読んでほしい。
※この記事は30代半ばの独身男性がクリスマスを過ごすという話です。
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著者:腐ったみかんさま
ブログ:腐ったみかんは俺かお前か?
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独身男性がクリスマスプレゼントを買う
クリスマスとは?
クリスマスって知っていますか?
そうです。イエスキリストの誕生日とかなんとかだそうだ。
なぜキリストの誕生日にお祝いをするのでしょうか?私にはわかりません。
他人の誕生日を祝うことは、推しを持つ者としてもよくわかります。
それを私は主役のいない誕生日会と言います。
でもクリスマスは決して誰もキリストの誕生を祝っている人はいません。
誰かにプレゼントを渡したり、告白したり、なんか夜にそのムフフなことが起こる日だとなっています。
なんてことでしょう。人と言う字は支えあっているというのに、私には支えてくれる人も、支える人もいません。クリスマスに近づけば近づくほどカップルが、彼氏彼女が、街が、なんていうの?チキショーな雰囲気になるのが私は許せない。
つまりクリスマスもキリストも許せないのだ。
24日~25日の予定は?
社会人になってからそれなりに仕事をこなし、ある程度の立場を手に入れた。
新入社員、アルバイト、研修もすればアドバイザーという仕事もこなしてきた。
スタッフや社員のシフトも店舗の予算から計算し、また要望を聞きつつ作成をしている。
私はとにかく言いたいのだ。お前らに。
24日~25日、少なくともどっちか出勤しろよ!!
全員が(社員を含む)休み希望を出すんじゃねぇw
「クリスマスは予定が・・・・」
じゃねぇよ!!
いいか、少子化された日本が今どういう状況か知っているのか?
クリスマス?はぁ?予定?はぁ?
なんの予定か言ってみろよ!!
「友達と集まって遊ぶんです」
ダメぇぇぇー!ハイ!出勤してもらう。
「実は合コンが・・・・」
わかった。こっちはまかせろ!行ってこい!
クリスマスに告白することは多いらしい。
それならば私は応援する。店のことは心配すんな。恋のために行くのだ。若者よ。
だが、友達と集まる?
友人とクリスマスパーティだぁ?
はぁぁぁー!!!???いつでもできるじゃろがぁぁい!
と、毎年恋に生きる若者には優しく、恋のない若者には出勤していただくのだった。
※私もきっとそうなのだから。恋愛は応援する派。
もちろん私は24日も25日も出勤。後半勤務なので、昼から深夜までの仕事となる。
少なくともクリスマスに休みが欲しい社員スタッフには夜には自由にさせてやりたい。
はぁ・・・・クリスマスかぁ・・・・。
クリスマスの日が近づいてきました
クリスマスが今年もやってくる。
町は煌びやかで、音楽も楽しく、どこか歩いている人達もウキウキしているように見える。私のお店でも常にクリスマスソングが軽快に流れている。
※たまにご意見で「クリスマスソングやめろ」って入るよ。
いやぁー素敵ですね。一部の人間にとっては。
どこを見てもクリスマス一色。店のスタッフたちも来館するお客さまたちもクリスマスの話が多い。テレビを見ても、ユーチューバーの企画もクリスマス。
そして私は思いました。
そうだ。クリスマスプレゼントを買おう。
プレゼントを買いました
クリスマスプレゼントは何がいいのか?
やっぱり誰かが喜ぶプレゼントがいい。
私はめちゃくちゃ考えました。どんなプレゼントがベストなのか?
次につながるようなプレゼントがいい。そう思う。
大阪の電気屋さんジョーシンはそれはもうクリスマスセールだのなんだのと賑わっている。カップル。親子連れなどなど。
私はその中でプレゼントを選び、レジへ持っていく。
「こちらはプレゼントでしょうか?」
「はい。」
「200円でプレゼントBOXにデコレートできます」
「お願いします。」
私はどこからどうみてもクリスマスプレゼントに見える、1mほどはあるだろうクリマスプレゼントを購入し、自室にその日が来るまでやさしく置いて待った。
クリスマスの日当日の過ごし方
ついにクリスマスの日、この日は職場のスタッフも少なく、残業となった。
24日から25日になった。職場で日をまたぎ、帰ったのは深夜2時。
僕の部屋にはクリスマスプレゼントが置いてあった。
あぁー・・・クリスマス。来たんだな。
そうしみじみと思う。
大きなクリスマスプレゼントがそこにあったんだ。
僕はドキドキしながらクリスマスプレゼントを自分で開けた。
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あれから僕たちは
クリスマスの日から僕は変わった。
あいつが部屋にいる。それだけで楽しかった。
やれ彼女がーとか、やれ彼氏がーとか、そんなことも別に嫌じゃない。
私も手に入れたんだ。クリスマスプレゼントを。
もうこの歳になると、なかなか彼女なんてできない。
だから僕は考えた。そしてサンタさんにお願いしたんだ。
「結婚したい」
って。。。。。
クリスマスのその日から僕はこう言うようになったんだ。
「趣味はピアノです」と。
「趣味はピアノです。」
「趣味はピアノです。」
趣味はピアノということはつまり育ちがいいとか、音楽性が高いとか、オシャレとか、「え?ピアノやってるんですか?聞きたいですー」みたいな女子ひっかけられんじゃないの?とか?なんかそういう感じで・・・
そうして連れ込んだ女は12歳年下で私の妻となる女性でした。
クリスマスプレゼントを買ってラッピングを注文するときの私のハートは鋼だったと思う。
おわり(腐ったみかんは俺かお前か?)
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
ブログ:腐ったみかんは俺かお前か?で記事を書いております腐ったみかんです。
生活の中での疑問点や職場の話、結婚の話など社会に一矢報いるため様々な記事を書いています。
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